この記事では、完結漫画『相続探偵』について、あらすじや打ち切り理由を徹底解説!気になる最終回の結末についても紹介します。
漫画『相続探偵』は原作・西荻弓絵(にしおぎ ゆみえ)と漫画・幾田羊(いくた よう)による、講談社「イブニング」で連載された作品で、遺産相続に着目したミステリー作品となっています。相続にまつわる事件をコミカルかつ痛快に、時には大真面目に謎解きしていく物語です。
2025年1月期の日テレ系列土ドラ9にてドラマ化が決定しました。主人公の灰江七生役を『仮面ライダービルド』で注目を集めた人気若手俳優・赤楚衛二が演じます。
漫画『相続探偵』のあらすじと基本情報
ドラマ化が決定したことで注目を浴びている、漫画『相続探偵』のあらすじと基本情報を紹介します。
漫画『相続探偵』あらすじ紹介
『その遺産泣かせません』と言うのは、元弁護士で、ワケありな遺産相続を専門とする、探偵・灰江 七生(はいえ なお)。
有名な作家の遺産相続をはじめ、遺産相続が関わるトラブルに事務所の仲間や、時にはライバルとも言える弁護士と力を合わせて挑んでいきます。そして、故人の遺志を尊重しながら、ハイエナのような嗅覚で相続に関わる隠された真実を暴いていきます。
押さえておきたい基本情報
この作品の基本情報として、押さえておくべき登場人物の簡単なプロフィールと一緒に紹介します。
- 灰江 七生(ハイエ ナオ)
私立探偵 相続調査事務所
元エリート弁護士という、ワケありな過去を持っている。焙煎したコーヒー豆を食べながら考え事をする。 - 三富 令子(ミトミ レイコ)
灰江の事務所のアシスタント
京都の大学の医学部で学んでいたが現在は休学中。事務所のアシスタントだけでは生活できないと、ジムのトレーナーのバイトもしている。 - 朝永 秀樹(トモナガ ヒデキ)
元警視庁科捜研の研究員
現在は民間の鑑定会社に勤めているが、灰江と一緒に調査を行うこともある。声が小さく、得意なことには早口でしゃべってしまう。 - 羽毛田 香(ハゲタ カオル)
通称ハゲタカ フリーライター
かつて灰江と対立していた過去がある。 - 福士 遥(フクシ ハルカ)
メディアで人気のある弁護士
令子のバイト先のジムに通い、令子に指導してもらっている。
ドラマ版でも押さえておいたほうがいいキャラを中心に紹介したよ!
『相続探偵』の最終回ネタバレ!気になる結末を詳しく解説
灰江の育て父親は、バスの運転手をしていました。山道を走行中、突風にあおられ転落する事故を起こし、多くの犠牲者とともに亡くなってしまいます。しかし、事故は風によるものではなく、灰江の育て父の居眠りが原因との判決が出されてしまいます。
この時、最高裁人事総局局長だった灰江の本当の父親が、裁判担当の弁護士に圧力をかけ、灰江の育ての父が起こした事故として処理されてしまいます。灰江は、法曹界の闇を暴くために弁護士になりましたが、追放されてしまいました。
ラストに向けて、謎の多い灰江の過去の話が出てきたよ!ドラマでは詳しく描かれるのかな?
そして現在。半月の間、行方がわからなかった灰江が探偵事務所にフラッと帰ってきました。令子と朝永は、殺されてるかもと心配していましたが『殺されても死なない』と灰江は笑っています。すると灰江に一本の電話がかかってきます。
電話の相手は、フリーライターの通称『ハゲタカ』でした。初期ではあるが、癌が見つかったというハゲタカは、死ぬ前に『司法の闇』を暴きたいと話します。そして、灰江に『手伝いと援護』の依頼をしてきました。
『二流が 二人そろえば 二刀流や』
というハゲタカの言葉とハゲタカの覚悟を聞いた灰江は、父の仇を打つためにハゲタカと手を組むことにしました。灰江は『本当の正義』を見せてやると意気込み、育ての父に誓います。
灰江がどうして育ての親の元にいたのか、実の父との対決とか、いろいろ気になる終わり方をしちゃったんだ…!
これからさらに面白い展開が待ち受けてそう!って感じで終わっちゃうんだよね。
漫画『相続探偵』が打ち切りとなった理由とは?背景と真相を考察
漫画『相続探偵』は打ち切りだ!と言われてもおかしくないような、終わり方をしていました。主人公の灰江の過去の話も出て、ここから話が盛り上がってくると期待した読者も多かったようです。
しかし、伏線の回収もなされないまま突然の『完』と書かれ、終わってしまいました。コミックス派の方からしたら、突然終わったと思った方が多いように見受けられます。では、なぜ打ち切りとなってしまったのでしょうか?
打ち切り理由は、掲載雑誌の休刊になったため!
漫画『相続探偵』が打ち切りという形で最終回を迎えてしまった背景には、掲載雑誌「イブニング」が、2023年2月発売の6号で休刊となってしまったことが一番の原因だと考えられます。
読者の中には、掲載雑誌を変えてでも話を続けてほしいとの声も上がっていました。雑誌「イブニング」の中でも『相続探偵』は人気作品だったため、掲載雑誌を変えても人気が劣ることはなかったと思われます。
打ち切りの背景と真相を考察!
ここでは、打ち切りとなってしまった背景と真相を考察していきたいと思います。考えられる点としては、近年の雑誌や書籍の売り上げが減少していることです。多くの雑誌や書籍が店頭のほか、電子書籍で販売しています。
今では、電子書籍の市場規模が拡大し、書籍販売の約7割を超えている現状があります。
このような近年の電子化という事情から、「イブニング」だけでは販売することが難しくなっていったのだと思われます。そして、「イブニング」が休刊となり、『相続探偵』は打ち切りという形での最終回を迎えてしまったと考えられます。
今、本屋さんもどんどん閉店していってるし、雑誌を売るのが難しくなっているんだね!
ドラマ化決定!『相続探偵』の見どころは?
原作ファンには堪らない!2025年1月に放送予定のドラマ『相続探偵』の見どころを紹介します。
まず、今回のドラマの脚本は、超能力や特殊能力を持った警視庁公安部の話を描いた、超人気作品『SPEC』の脚本を手がけ、『相続探偵』の原作者でもある、西荻弓絵さんが執筆します。
西荻さんは原作漫画に対しての熱い思いを、下記のようにコメントしています。
『相続探偵』というタイトルに心惹かれて編集部の方々と積み上げて来た原作です。幾田羊先生の漫画が素敵に愛らしく、お陰様でこの度、ドラマ化の運びとなりました。当初から自ら脚本を書きたいという密かな野望がありまして、それが叶った次第です。
引用元:コミックナタリー
さらに、原作漫画の幾田先生も下記のようにドラマ化に期待していると話しています。
彼らにまたこうして会えること、漫画で描かれなかった部分をようやく見ることができるかも…?という面も含め、とても楽しみにしております。
引用元:コミックナタリー
原作漫画では、煮え切らない終わり方をしていましたが、ドラマオリジナルで、灰江たちの物語が展開されることになるようです。
完結漫画『相続探偵』ネタバレ:まとめ
この記事では、完結漫画『相続探偵』について、あらすじや打ち切り理由の他、気になる最終回の結末についても紹介しました。
『相続探偵』は雑誌の休刊に伴い、無理やり完結した形で最終回を迎えることになってしまいました。しかし、原作者の西荻さんがドラマの脚本を手がけることで、納得のいく完結を迎えることができると考えられます。
漫画での復活を求める声も多くみられましたが、2025年1月放送のドラマで、漫画では描かれなかった話を見ることができそうで、とても楽しみですね!
赤楚衛二さんの演じる灰江がどんな感じになるのか、すごく楽しみ♪
漫画では見ることができなかった、本当の完結を見れるかな?ドラマオリジナルの話に期待大です◎
公式サイト:相続探偵
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