この記事では、人気シリーズ「おっさんずラブ・リターンズ」第8話あらすじとネタバレ感想に加えて、次回予告と菊之助・和泉の関係について考察していきます。
今回は黒澤がどうなってしまうのか、とても気になるストーリーでした。ハラハラ・ドキドキがたっぷり詰まった内容で、途中もらい泣きしてしまうシーンもありました。
「おっさんずラブ」には欠かせない俳優さんなので、こんな終わり方をしていいのか?と思った方もいたのではないでしょうか?
ドラマ「おっさんずラブ」の原作は、何とこのドラマ(脚本:徳尾浩司)です。山中梅鉢によるコミックはドラマ版に準じた内容となっています。
映画も含めた、日本の「おっさんずラブ」シリーズが全て配信されている、U-NEXTでは、香港版の「おっさんずラブ」、「大叔的愛」も放送されています。
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※この記事は、2024年1月スタートのドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」の8話視聴直後に書いた感想記事になります。
おっさんずラブ・リターンズ第8話あらすじ&ネタバレ感想
「おっさんずラブ・リターンズ」も後半に入りストーリーも今まで以上に深くなっています。放送を見た方は、もう知っていると思いますが、あの黒澤武蔵に余命1カ月の宣告が医師からされます。
元妻・蝶子に付き添ってもらって再診察をした黒澤でしたが、医師から告げられた結果をどう受け止めて良いのか分からず、呆然としたまま診察室を後にします。
蝶子がどうだったか聞くもはぐらかされてしまいます。帰宅後、黒澤は”終活”としてエンディングノートを書き始めます。
黒澤の体調不良を知らない春田は、家事の腕を上げていきます。今まで何をしても失敗ばかりだった春田の成長を見た牧は、“もう2人で生活できるから”と黒澤に来てもらうことを辞めようと提案します。
牧の未来設計に納得した春田でしたが、どこか寂しい感情を抱えつつも牧の言葉を受け止めるのでした。
そんな中、「天空不動産」第2営業所と第1営業所の統合が決まり社内はバタバタと忙しくなっていきます。春田と共に営業に出ていた和泉は、春田を誘って秋斗のお墓に出向き、復習が終わったことと仕事を辞めることを伝えます。
牧と歌麻呂・ちずの3人は仕事の昼休みに「おむすびころりん」を訪れます。おむすびを買う順番を待っている間、歌麻呂に黒澤の体調が優れないことを聞いたちずは、入院中に黒澤に偶然会ったことと思い出します。そして、黒澤が「ストレス性の吐血」と言っていたことを2人に話してしまいます。(それを、おむすびころりん店主の菊之助も耳にします)
黒澤の体調などを心配した春田と牧は、ホームパーティーを開きます。
余命1ヶ月の黒澤が伝えたい想い・・・
残される側の想い・・・
最後まで見逃すことができません!
余命1ヶ月の家政夫:黒澤武蔵
春田と牧の幸せを見届けた黒澤の身体に異変が訪れます。咳き込みトイレに駆け込んだ黒澤は、吐血をしてしまいます。不安を感じて病院に行ってみるも、「ストレス性の吐血」と判断されてしまいます。納得がいかなかったこともあり、偶然出逢った蝶子と共に別の病院で再診察してもらうことにします。
その結果、医師から「余命1ヶ月」と宣告されます。
余命宣告をされたら誰だって放心状態になってしまいますよね。自分に置き換えてみても、どう受け止めて良いのか分からないし、前向きに考えられるのだろうかと考えてしまいました。
付き添ってくれていた蝶子にも心配をかけさせまいと笑顔を見せる黒澤でしたが、帰りに立ち寄った蕎麦屋でもほとんど手をつけることなく帰宅します。
部屋で1人、死を迎えるまでにしたいことなどを考えはじめ、”終活”としてエンディングノートを書き始めることにします。
ノートにびっちり書き込まれた内容を見ると、春田の名前が常にありましたがその横に(+牧も)と書かれていて、何だかんだ牧のことも好きなんだなって感じました。姑として2人の幸せを願っていることはまぎれもなく真実なんだと改めてグッときました。
はるたん急成長!
これまでの放送でも家事が上手くできていたシーンは掃除ぐらいのイメージがありましたが、ここにきてやっと完璧と言っていいほどレベルをあげたはるたん(春田)。料理の腕前もグングン上がっていきます。
身近で見ていた牧は、急成長する春田を褒めると嬉しさのあまりドヤ顔を披露!
できなかったことができると嬉しいよね。また、好きな人に褒めてもらえると何倍も嬉しくなって調子にのっちゃうことも♪
自分が作った料理を美味しいと言ってくれる人がいると嬉しいし、また作ってあげたくなります。
特にはるたんの自信満々な顔をみると、釣られて笑顔になります。そういう魅力が春田にあるから、誰からも好かれるんだろうなと思います。
急成長を果たした春田に、牧は家政婦さんにお願いするのを辞めませんか?と提案します。
これからの為に貯金したい・もちろん黒澤が嫌で言っているわけではないことも踏まえて春田に伝えますが、これから会えなくなるのが寂しいと訴える春田に、ホームパーティーをすれば黒澤にも会えるから寂しくないだろうの言葉に納得します。
今まで当たり前に来ていた人が来なくなるのは寂しく、相手が黒澤というのも寂しいという思いをより強めてしまいます。
春田と牧、2人で生きていく
いつも通りに出勤した春田は、バタバタしている社内を見て不思議に思っているところ、武川部長に呼び出されます。第1営業所と第2営業所が統合することになり、係長が2人になるため係長待遇の係長補佐として働いてほしいという内容でした。
お昼の休憩中に、牧・歌麻呂・ちずの3人は移動式おむすび「おむすびころりん」でランチをしようと並びます。蝶子から黒澤の体調が良くないことを聞いていた歌麻呂は、2人に話してみることにします。
それを聞いたちずが、過労で入院している時に偶然会い、その時に「ストレス性の吐血」だと言っていたことを思い出して伝えます。
ストレス性って万能な言葉ですね。他にも更年期とか年齢だから仕方ないとか言われたりもしますが、なんでもかんでもそれで終わらされるのもどうかと思います。
そんなことはあり得ないと3人の会話を聞いていた菊之助は、以前、黒澤宅を訪ねた際に黒澤がエンディングノートを書いていたことを思い出します。
一方、黒澤は家政婦の作業を終えて帰ろうとした時に、春田と牧から話があると座るように促されます。いつもと空気が違うことを察しながら、2人の話に耳を傾けていると牧から契約を終了したいと告げられます。
これからは2人でやっていこうと決めたと聞いた黒澤は、寂しい思いを押し殺して家を後にします。心配になった春田は黒澤を追いかけると、「笑顔で終わりたかった」と泣きながらも家の中に戻るように春田を押し返した反動で、エンディングノートを落としてしまいし、春田にノートの内容を見られてしまうのでした。
エンディングノートをいつも持ち歩くなんて爪が甘いですねー。
和泉の処方箋:恋は吹き出物
弓道場に来ていた和泉と春田。どこか集中力の無い春田に、和泉は何かあったのかと問いかけます。言葉を濁す春田の様子に、和泉は話題を変え、秋斗を殺害したテロ組織が捕まって復習する理由がなくなったことにより、「天空不動産」を退職しようと考えていると伝えます。
驚いた春田ですが、その足で和泉に誘われて秋斗のお墓に出向きます。お墓の前で和泉は春田に気持ちを打ち明けます。
いわく、これまで秋斗の死を受け入れることができず、お墓の前に立っても手を合わせることができずにいたとき、瓜二つの春田に出逢ったことで運命と感じる反面、苦しいときもあったこと。陽だまりのように優しい春田と時間を過ごしてきて、復讐のためだけに生きてきた自分に前に進むことの大切さを教えられたことを、春田に伝えるのでした。
これでやっと和泉の復讐は終わりを迎えました。元公安であり、最愛の人を亡くしたというのは、闇深いものだと思います。
それでもこうして前を向いてくれたことが視聴者としても嬉しいです。やっと手を合わせることができて良かった!
しっとりしている雰囲気の中、武川から「居酒屋わんだほう」に集合するよう連絡が入ります。
何のために集まったのか分かっていない春田に、武川が黒澤の体調不良が気になり“何かできないだろうか”と皆で考えてもらうために集まったということを知ります。
妙案が浮かばないメンバーを前に和泉が立ち上がり、「大切な人には会える時に会っておいた方がいい」・「当たり前にあることが続くとは限らない」と説得のある言葉を発します。それを聞いた皆は賛同し、黒澤を誘って春田と牧の家でホームパーティーをすることが決まります。
退職を決めた和泉は、今回も武川が担当しているであろう「なんでもすっきり相談室」に入るも、そこには荒井舞香が本日の担当者をなり座っていました。
断り切れずに相談にのってもらうことにした和泉が、菊之助のことを相談してみると、それは≪恋≫だと言われ、次は舞香から「恋は吹き出物」の処方箋が渡されるのでした。
倒れる時は前のめりだ
今まで以上に仕事を頑張る黒澤にとって、春田と牧の家での仕事が最後を迎えます。通常業務をこなし終えるタイミングで牧が帰宅します。
最後の仕事が終了した報告と共に預かっていた鍵を返します。2人のために手作りのレシピを差し出すも牧に断られてしまいショックを受けた顔を見せる黒澤に負けてしまった牧は、みそ汁の作り方を教わります。
だしの取り方から、味噌を牛乳で先に溶いてから鍋に入れるなど、基本から応用まで普段料理していても知らないことがあって勉強になりました。
ちょっと牛乳を使ってやってみようかなと思います。さすがに出汁から取るのは時間がかかるのでスキップします。
美味しくできたみそ汁に感動する牧と黒澤の、嫁姑のじゃれあいがスタート!肩の押し合いがヒートアップした結果、ドアが崩壊!?笑顔でやり合うのは普通に怖いです。
帰り際に「春田のこと任せた」と告げて家を出る姿に、少し不安を感じる牧でした。帰宅した春田が最後の挨拶ができなかったとショックを受けていると、牧は案外元気そうで本当に病気なのかと疑い始めます。
それを聞いた春田は、その言葉に反論します。「騙されているならそれでいい」・「病気じゃないならそれでいい」とこれまでの気持ちが一気に溢れだし涙を堪えることができませんでした。その恐怖から牧が先に逝ったりしないかが不安になる春田を牧は抱きしめ慰めます。
一方で、おむすびを1人握る和泉は、菊之助と過ごしてきた時間を思い出します。ペンダントをなくしたとき、もう見つからないと諦めていたら菊之助が見つけてくれたり、一緒にキッチンに並んで≪おむすび≫を作ったことなど菊之助への思いに変化が生まれたのか気になるシーンでした。
最期のホームパーティー
ホームパーティー当日の朝、浮かれない顔をする春田に、「そんな顔してると心配されますよ」と勇気づける牧に春田も心を入れ替えて準備を進めていきます。
武川に続いて、蝶子と歌麻呂・ちず・和泉と揃い、パーティーの主役である黒澤が登場!
普通に豪華すぎるメンバーとのパーティーで羨ましいです。芸能人だらけに囲まれて、こんな楽しいことを体験してみたいですね。
このホームパーティーの意図を知らずに来た黒澤は皆に問いかけると、黒澤を元気づけるためとは言わず、“春田と牧の新居祝いをするためにやろうってことになった”と、ちずが上手く話し黒澤を納得させます。
皆でテーブルを囲んで持ち寄った料理を食べたり、人生ゲームで遊ぶ黒澤の姿を見た春田とちずは、少し安心しますが、一緒にいた蝶子だけは元妻の感なのか心底から安心することができずにいます。
充実した1日を過ごしたメンバーは帰路につきますが、その途中、蝶子が“黒澤との別れが本当にくるのではないか”と不安に駆られ、涙を止めることができず歌麻呂の腕の中で泣き崩れます。
皆が帰ってから片づけをしていると、黒澤が置いていった紙袋を見つけた春田。自分宛のDVDを見つけ、結婚式の映像かもしれないと浮かれ気味に再生をします。
そこには、黒澤が1人画面に映っているビデオレターがありました。
自分の命が短いことやたくさんの思い出を振り返り、そして最後に伝えておきたい言葉を春田に伝えます。牧には「はるたんの良いところ10個言えるか」と最後の贈る言葉を残すのでした。
とっさに黒澤を追いかけた春田は、1人佇む黒澤を見つけ涙を流しながら、父親として慕ってきた黒澤との別れを受け入れることができず、「何かの間違いかもしれない」・「いなくなったらどう生きていけばいいのか」と溢れ出る思いをぶつけます。黒澤もまた、死に恐怖を感じており2人きつく抱きしめあって別れを惜しむのでした。
・・・1か月後・・・
晴天の朝、普通に目を覚まし太陽の光を浴びて青汁を飲む黒澤は「なぜだ。なぜ俺はこんなに元気なんだ」
ほらー!やっぱり!こんなところで黒澤が終わるはずがなかったです!最初はヒヤヒヤしていましたが、本当に安心しました。人の寿命って分かりませんね。
次の放送が最終回となっています。黒澤の寿命問題の他に、和泉と菊之助の関係についても未解決のままです。最終回に向けて2人の関係がどうなるのかな?
菊之助×和泉の関係はどうなる?展開を考察
第1話から第8話までの間でも、2人の関係性は大きく変わってきたと思います。秋斗のことが忘れられず復讐を果たすためだけに生きてきた和泉は、菊之助が所属する公安によって無事に復讐を終えることができました。
春田に対する叶わぬ恋も乗り越え、前を向いて歩いていけるまで成長しました和泉。菊之助も和泉に思いを伝えることができ、あとは2人がどうなっていくかだけです。
最初は上司と部下の関係のままいくのかとも思っていましたが、そんな単純な物語にはならないだろうと思えてきました。
公安と知るまでは、謎多き2人として存在していましたが”秋斗”との過去を知ってから一気に関係性が動いたなと感じます。
菊之助の思いを聞いた和泉は、どんな時も菊之助との思い出を振り返るようになったり、どう考えても頭から離れられない存在になっていると感じます。
第8話で和泉と菊之助が並んでおむすびを食べるシーンがありましたが、菊之助が「俺の言ったことは気にしないで下さい」と言っていましたが、その時には既に和泉の脳内には“弟やバディーという単語では括れない菊之助”が存在しているように見えました。
ホームパーティーに間に合わなかった菊之助に「たまには2人で飲まないか」と誘う和泉も、どこか気になる存在になっているからかもしれません。
はっきりしない関係のまま最終話まで来てしまいましたが、2つのルートに分かれるのではないかとも考えています。
〇上司と部下ルート
警察学校時代から共に歩んできた2人ですが、お互いの気持ちを知ることができたとしても和泉は秋斗との過去を大切にしていきながら前に進んでいきたい気持ちが強く、菊之助のことも、もちろん大切なんだけど友達以上恋人未満の感情にしかならず、これまでの関係のままで終わっていくルート。
〇恋人ルート
深い闇から這い上がって来れたのも、菊之助が犯人を捕まえて復讐を終えてくれたからでもあります。どれだけ弟扱いされても、和泉を闇から救って自由にしてあげたい強い思いから支え続けてきてくれた菊之助を見ていないはずがありません。
弟と思っていた相手が急に男に見えてしまうこともあります。これからは菊之助のために生きていくと誓って、優しく抱きしめてくれるルート。
妄想が止まらないですね。皆さんはどんな結末を考えていますか?やっぱりハッピーエンドで終わってほしい気持ちが強いです!!
春田と牧も幸せたっぷりのまま来てるし、和泉と菊之助も幸せたっぷりで最終回を終えてほしいです!!
最終回予告:WE ARE FAMILY!
余命1カ月の宣告をされていた黒澤が1ヶ月経っても元気な自分に信じられない表情のままストーリーは進んでいきます。
黒澤とホームパーティーで最後に会ってからの春田は、今のままで本当にいいのか?・牧を含めて皆を幸せにできるのか?と自問自答します。
未来に対して光が見えなくなっている春田は、外資系の大手不動産会社からヘッドハンティングを受けます。待遇も良くなることから心が揺れ動くも、迷いが吹っ切れない春田は、ある人物に相談することにします。
復讐のために生きてきた和泉も会社を辞めることを決めます。家を出ていった菊之助との関係について考え始めます。
牧への未練を完璧に断ち切れず、恋愛迷子になっていた武川にも幸せの光が差し込んで、ついに、おむつパートナーが現れるのかもしれません。
恋人の数だけ、夫婦の数だけ、いろんな形が存在します。
家族とは何か?
幸せとは何か?
笑いと涙いっぱいの最終回となっています!
映画も含めた、日本の「おっさんずラブ」シリーズが全て配信されている、U-NEXTでは、香港版の「おっさんずラブ」、「大叔的愛」も放送されています。
無料トライアル期間があるので、期間内に解約すれば料金はかからないためリスクなしに試すことができます^^
※紹介している作品は、2024年7月時点の情報です。現在は配信終了している場合もございますので、詳細は公式ホームページにてご確認ください。
2024年は香港に続きタイでも、おっさんずラブがリメイクでドラマ化されます!主演はタイの人気俳優Earth&Mix(あすみく)!
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