この記事では、ドラマ化が決定した漫画「東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー」は打ち切りで完結したのか？原作漫画のあらすじ、最終回の結末を紹介します
「東京サラダボウル」は2021年から2024年2月まで『Palcy』にて連載され、単行本は全5巻からなる漫画作品です。原作者の黒丸先生は、ドラマや映画にもなり大ヒットとなった『クロサギ』を手がけています。
2025年1月からNHK総合「ドラマ10」の枠にてテレビドラマ化が予定されています。鴻田麻里（こうだ まり）役を奈緒さん、有木野了（ありきの りょう）役を松田龍平さんが務めます。
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作者・黒丸先生の代表作は、山下智久さんがドラマで主演を演じ話題となった作品『クロサギ』です。クロサギは、『新クロサギ』へと続き、その後『クロサギ再起動－18歳新成人詐欺犯罪編－』のタイトルでも連載されています。
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「東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー」は打ち切りで完結した？
「東京サラダボウル（以下、東サラ）」は打ち切りで完結してしまったのでしょうか？調べてみると、突然、『5巻完結』と発表がされていました。そして、打ち切りとなった理由については、全く公表されていませんでした。
突然の完結の話に多くのファンが悲しみの声を上げています。
休載しているだけ？再開するの？
「東サラ」を愛するファンの中には、休載しているだけで、再開してほしいと願う声もありました。
2022年5月に理由を伝えることなく、突然の休載が発表されました。その後、『クロサギ再起動』の作品を手がけることになり、「東サラ」が、休載になってしまったことが伝えられ、休載から11ヶ月後の2023年6月に再開されました。
このことから、休載や再開については、また連載が再開するのではないかとの期待から出たと思われます。
完結してる？打ち切りになったって本当？
「東サラ」は、全5巻からなる漫画で、打ち切りでの完結となってしまいましたが、綺麗にまとめられたラストを迎えていました。
しかし、突然打ち切りになってしまったため、まだ完全解決できていない事件もあります。2025年に放送予定のドラマをきっかけに続編が描かれてほしいとの声も多く見受けられました。
「東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー」のあらすじ
有木野了は日英中の3ヶ国語が話せるゲイの警察通訳人。通訳での取り調べの際、取り調べ対象に感情移入することなく、黙々と仕事をこなす日々を送っていました。
有木野は、次の通訳の仕事まで、公園で食事をしながら待つことにしました。そこへ向かいのテーブルに緑の髪色の女性・鴻田麻里が座ります。
鴻田は、お弁当から串に刺さったサソリを取り出し、嬉しそうに食べ始めます。
黒丸先生がインタビューの中で、鴻田の髪色を緑にしたのは、ビリー・アイリッシュの影響って話してたよ！
すると、1人の女性が、中国語で泣きながらスマホに向かって話しています。鴻田は、どうしたのか尋ねますが、中国語が話せません。翻訳アプリを使おうにもスマホを持ってきていませんでした。
そこで、近くにいた有木野のスマホを借りようとしますが、画面には中国語の文字があります。鴻田は自分が刑事であることを伝え、有木野に通訳の依頼をします。鴻田麻里は、東新宿組織犯罪対策課国際捜査係に所属する刑事だったのです。
中国人女性に話を聞くと、友人が数日間帰ってきていないとのこと。荷物も家にあるので、帰ってこないのはおかしいと言います。この事件をきっかけに、有木野と鴻田はバディを組み、数々の国際犯罪事件を解決へと導いていくことになります。
この作品の中で、国際犯罪の事件だけでなく、世界各地の料理を知ることもできるよ！新宿のど真ん中でサソリを食べる主人公…最初はビックリしました。
【原作ネタバレ】東京サラダボウルの最終回は、一話のタイトル回収
鴻田の相棒として、阿川が東新宿署に着任します。鴻田は有木野から、「阿川を信じるな」と言われます。この時、鴻田は犯罪組織「ボランティア」を調べていました。
すると、3年前に起こった警察内部の不祥事に関わりがあることがわかります。その不祥事に阿川、有木野そして、有木野の恋人・織田が関わっていました。織田は、この不祥事の件で、阿川にLGBTのことを暴露すると脅され、自殺していたのです。有木野が刑事を辞め、警察通訳人になったのは、織田の自殺がきっかけでした。
鴻田は自身が調べている犯罪組織と織田の自殺に関わりがあると考えます。織田の自殺の真相を探るべく、鴻田と有木野は、織田の実家を訪れ、当時の取り調べ中の隠し撮りのデータがないか探します。
すると、有木野が織田に渡したZippoがあり、データはその中に隠されていました。
阿川は自分なりの正義のもと、捜査の為に中国人のコミュニティに人脈を作ろうとしていましたが、気がついた時には犯罪組織に手を貸してしまっていたのです。この件が織田の自殺へとつながっていたことが判明します。
織田は阿川から有木野のことを守るために自殺しちゃったんだよね。まだLGBTについての理解が追い付いていない現実があるんだよ！
織田が隠したデータを見た鴻田は、話を聞くために阿川を追いかけます。しかし、何者かが通りすがりに阿川の首を切りつけます。その後犯人は捕まり、阿川は重傷を負いますが、なんとか命を取り留めました。
阿川と犯罪組織「ボランティア」の関係はわかりましたが、「ボランティア」の関係する事件の全てが解決したわけではありません。
有木野は織田のお墓を訪れ、通訳人になった理由やこれからのことを前向きに語ります。そして4ヶ月後、鴻田と有木野は本庁の『国際犯罪対策課』に着任します。
鴻田は、有木野に「ワレワレ ついに真のアレです “似合いのカップル”！『郎才女貌』だ！」と二人仲良く本庁へと入って行きます。
最後に鴻田が言った中国語『郎才女貌（ピンイン）』は第一話のタイトルになってるんだよね！相性の良い男女を指す言葉だよ。
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作者・黒丸先生の代表作は、山下智久さんがドラマで主演を演じ話題となった作品『クロサギ』です。クロサギは、『新クロサギ』へと続き、その後『クロサギ再起動－18歳新成人詐欺犯罪編－』のタイトルでも連載されています。
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漫画「東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー」まとめ
この記事では、「東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー」は打ち切りで完結したのか？原作漫画のあらすじ、最終回の結末を紹介します
- 「東サラ」は打ち切りになっていたが、打ち切り理由は公表されていない
- 「クロサギ再起動」のために「東サラ」の長期休載があった
- ドラマ化をきっかけに再開、続編を望む声が多い
- ラストでは有木野の抱える闇は解決したものの、鴻田の事件は完全に終わっていない
- ラストに第一話のタイトル回収して綺麗にまとめた
普段あまり目にすることがない国際犯罪のことを知ることができ、改めて、日本にも多くの外国の方がいて、犯罪に巻き込まれていることを知ることができます。
2025年1月から放送のドラマ「東京サラダボウル」では、どのように国際犯罪のリアルを表現してくれるのか、とても楽しみですね！
主役の奈緒さんの髪色が、ちゃんと緑だ！ボクの中では、ほこ美（あのクズ）の印象が強いのに、もう次の作品に取り掛かっていてスゴイ…っ！
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